企業における「自己紹介乙」

お仕事一般
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2ch(今では5chでしたっけか)でたまに見かけるワードとして「自己紹介乙」というものがあります。

これは、他人を批判したり、決めつけたりする言動を捉えて、「オマエモナー」的に使われるスラングなのですが、これが実は結構深い。社会人としては気にしておかなければならないな、と思っています。

「自己紹介乙」とは

ではその自己紹介乙とは何か。「自己紹介」は普通の言葉、そして「乙」は「お疲れ」「ごくろうさま」といった感じのスラング。しかしそこには深い意味があります。

自己紹介乙 (じこしょうかいおつ)
 
「自己紹介お疲れ様」の略。
ミラーイメージで相手を罵倒するネットユーザーへの斬り返し表現。自分が忌み嫌っているコンプレックスを紹介しているのと同じだという意味。顔の見えないネット上で、個人的な部分を侮辱しても無駄という認識に基づく。

はてなキーワードより

ここではやんわりと書かれているものの、「自分がこう思うから、相手もこうだろう」という思い込みに基づく批判や罵倒を指して「自己紹介乙」と切り返すということです。

「自己紹介乙」とビジネス

ではビジネスにどう関わるのか、といえば、

あいつお客さんのところ行ったついでに仕事サボってるんじゃないか?

どうせまた値引きって言ってくるんだろ

といった、(口に出さなくても)相手に対して批判的に考えることは、過去自分がやったこと(あるいは考えたこと)が反映されている可能性が高いということです。

確かに人は疑心暗鬼になることはあります。私なんかは胃が痛くなる思いのことも。そういう考えに至るのは原因として2つ。自分ならばそう行動すると思うから。そして過去に何度かそういう行動を見てきたから。

後者ならば経験に基づく正しい予測ということになりますが、前者ならば「あれ?これは自己紹介乙にハマっているのでは?」と、口に出す前に自省できれば、フラットな思考で考え直せると思います。そして自分の思考・行動も客観視して改めるチャンスでもあります。

フラットに考える

自己紹介乙に潜む罠は「自分がこう思う(考える)から、相手もこう思って(考えて)いるはず」。

これは、ビジネスでもよく陥る罠の一つです。業界用語であっても会社ごとに意味が微妙に違う言葉も少なくありません。

例えば「コーディング」、私の若い頃(笑)はプログラミングを意味していました。今ではデザインからHTML/CSSをつくることが大勢を占めています。他にも「午後一」「今日中」「あれ」「やっといて」などなど。

人の数だけ思い込みはあるもの。ミスコミュニケーションで痛い思いをしたくなければ、馬鹿と思われても良いから「こういう事ですよね」と確認しましょう。これを怠ってプロジェクトが大赤字とかホント笑えません。

思い込んでしまっている場合は、なかなか気づけませんが、思い込みを排除してフラットに意味を確認し、曖昧さがあるのであれば確認する、確実なビジネスの基本です。